うめぞの CAFE & GALLERYで、「抹茶のホットケーキ」をいただいて、和スイーツを満喫♪お腹いっぱいなので、ちょこっとお散歩。大晦日の番組「ゆく年くる年」で除夜の鐘が中継される事で有名な知恩院を目指す事に。
秋のゆるりさんぽ その1へは、下記からどうぞ♪
●秋のゆるりさんぽ その1 うめぞの CAFE & GALLERY
まず大丸前の金券ショップに立ち寄り、バスの回数券を購入。230円×10枚で1,980円。知らなかったけど金券ショップってお得ですよね♪枚数は1枚から買えますし、一日乗車券だともったいないなぁなんて時に便利です。ちなみに一日乗車券は市バスのみ。一枚500円です。
京都市バスで「知恩院前」に向かいます。四条烏丸からは約10分程で到着です。途中、河原町の交差点や南座、八坂神社前を通ります。観光名所的な祇園界隈もあるので、結構人気のエリアですね。寄り道したくなっちゃうけど。
そうこうするうちに「知恩院前」のバス停に到着。そこから徒歩で知恩院へ。途中、白川の流れる風情ある橋がありました。
見事な柳が続き、白川には鴨がゆ~らゆらと流れに沿いながら、何匹も泳いでいました。上手く撮れなかったので、写真で伝えられないのが残念ですが。あんまり珍しがって川を覗いているもんだから、通りがかった車の方に何があるんだろう?ってじろじろ見られる始末(笑)。でもでも、そんな風景がとっても優雅で、いつまでも見ていたい気分になるんです。
門から覗くと、知恩院らしき場所まで、結構距離がありそう。この門を自動車が普通に通って行く光景には、ちょっと驚きです☆
その後もてくてく歩きます。知らなかったけれど、ここは華頂中学・高校・大学が揃う場所だったんですね~。時間が15時位だったので、学生さんは部活動で坂を走っていました。懐かしいなぁ~なんて、学生時代を思い出したりして。そうして少し傾斜のある坂を昇り、やっと知恩院前に。
案内板を見てみると、どうやらこの場所は正門ではない様子。裏?なのかな?三門を目指していたけど、、、とりあえず、こちらから上がって見る事にしました。
続く、続く石段の道。石垣も立派でお城のよう。他に観光客も少なくて、まるで私たちだけの空間。静けさがいい感じです。でもそんな素敵な場面なのに、私たちは息を少し切らしてしまい・・・普段の運動不足を痛感しました(笑)
ようやく、石段の道を上がりきって到着。日常を忘れて、ゆったりと寺社で過ごすのが好きなので、こういった人がいない空間はお気に入り。結構穴場なのかも♪なんて喜んだり。たまにすれ違う観光客は異国の方ばかり。アメリカやヨーロッパ系の方が多いように感じました。
さらに進んでみると、何だか工事のような柵が見え始め・・・穴場?と思ったのは、ちょっと勘違い。実はメインの御影堂(みえいどう)が改修工事中だったのです(笑)どうりで、日本人が少ないはず。うーん、もっとちゃんと調べてきたら良かったと後悔。何でも、一昨年位から8年計画での工事らしいです。それでも境内は見学できるとの事だったので、少し散策してみました。
そういえば、御釈迦様って蓮の花の上に座っていらっしゃいますよね。何故だろうと思って、ちょっと調べてみました。蓮は泥水が濃ければ濃い程、大輪の花を咲かせるとか。その泥水を人生に置き換えると、辛い事や、悲しい事、大変な事にあたり、「人生の美しい花を咲かせる為にはその泥水が必要で、様々な事を経験しない限り、悟る事は出来ない。」という御釈迦様の教えがあるそうです。いろんな説がありますが、私はこの一節に感じるものがありました。悟り、とは過去・現在・未来を受け入れる事。そうすることで、今が幸せで有難い事だと気づけるそうです。まだまだ、そんな風にはなれないけれど、こういう考え方も穏やかな気持ちでいられるような気がして、とても素敵だなぁと思いました。
どうやら上で写経が出来るそうなのですが、時間的なものも考えてこちらは断念してしまいました。だって、この後もあるし・・・なんて、体力温存の為の言い訳ですけどね(笑)
あと、宝佛殿の仁王像も見たかったのですが、あいにくの閉門時間。最初、御坊様が私たちに「こんにちは」とお声掛けくださいました。その後、本当なら観られない時間なのに、ご厚意で仁王像を少しだけ眺めさせてもらいました。普通なら「時間です」と扉を閉じられてしまうところを、最初に丁寧に挨拶下さり、やんわりと「お時間ですので」とおっしゃって下さったのには、とっても気遣いを感じました。最初に否定されるのとは、大違いですよね。そういった言葉遣いが素晴らしいなと思いました。
風情を感じますね。女坂は少し傾斜が緩やかだとか。紅葉の頃には、それは美しい光景が広がるんでしょうね。
残念ながら、男坂も改修中で通り抜け出来ない状態でした。女坂よりも急な男坂。三門から御影堂を目指すのに、どちらの坂で上がるかが参拝の楽しみでもあるようですね。私は次来るとしたら、女坂を選択するかも(笑)
三門は木造の門としては日本一の高さだそう!すっごい迫力。ここを通り抜けできたら良かったなー、、、残念。他にも鴬張りの廊下、白木の棺、忘れ傘、抜け雀、三方正面真向の猫、大杓子、瓜生石が、知恩院の七不思議として伝えられているようなので、また次の機会に改めて勉強して、改装後の御影堂を眺めに来たいと思います。
その後、円山公園を通り抜け、親子丼で有名な「ひさご」さんへ。秋のゆるりさんぽ その3 ひさごと萬屋へ続きます。
知恩院 (ちおいん)
所在地:京都市東山区林下町400
時間:9:00~16:00(年中無休) ※山行事の為、変更・拝観停止の場合有り
拝観無料、庭園:大人 500円 中学・小人 250円
駐車場:有り(有料:45台(9:00~16:00の台数))500円/1時間 以降30分毎200円※9:00以前、16:00以降は約20台のみ駐車可能
地下鉄東西線「東山駅」下車、徒歩約8分。市バス「知恩院前」下車、徒歩約5分
知恩院 秋の紅葉ライトアップ2014友禅苑・阿弥陀堂などをライトアップ。東山の湧き水を引き入れた庭園と枯山水の庭園とで構成された昭和の名園です。
日程:2014年11月1日(土)~30日(日)
時間:17:30~21:00
料金:大人 800円 小人 400円