白米と玄米。栄養価が高いのはもちろん「玄米」だと知っていましたが、味や食感から毎日の食事には、なかなか取り入れられなくて。さらに、玄米はよく噛んで食べないと栄養の吸収も悪く、上手く消化出来ないとか。そんな理由から、ずっと玄米を遠ざけていましたが、周囲のススメで今回酵素玄米を作ってみる事にしました。
酵素玄米ってどんな玄米?
少量の小豆とお塩を入れて玄米ご飯を炊き、その後約3日間炊飯器で寝かせます。保温して発酵、寝かせる事でアミノ酸の一種 GABA(ガンマアミノブチリル酸)という成分が増加するのです。この玄米を「酵素玄米」や「発酵玄米」、または「寝かせ玄米」と呼んでいます。
酵素って?
女性の間では「酵素」が流行中。サプリメントをはじめ、野菜から抽出した「酵素ドリンク」もデパ地下で人気です。また味噌にも酵素が含まれているのが解り、日常のお味噌汁を見直始めたりと「酵素」に関する情報が多くなっています。
では、なぜ酵素が体に必要なのか?
食べたものを消化し排泄する過程や、お肌の新陳代謝にも酵素が働いているそうで、酵素のおかげで知らず知らずのうちに、体の調整がスムーズに行われているんですって。
また「酵素」は40歳を過ぎた頃から、体内の酵素生産量が減っていくとの事。その為「酵素」を摂取する事で若々しさを!と頑張る女性も多いようです。
酵素玄米の効果は?
酵素玄米で増えたGABAは血圧上昇を抑えてくれますし、中性脂肪の低下も手伝ってくれます。また新陳代謝も活発に行われ、体に溜まった老廃物や便を排泄するデトックス効果もあるんですよ。それに、炊飯時に合わせて入れる小豆は「ポリフェノール」を含んでいるし、細胞の老化を防ぐ役割も。酵素玄米は、正しくアンチエイジングになるご飯なのです。
酵素玄米の作り方
①玄米1.8合に0.2合分は小豆にして、2合分用意します。
②玄米と小豆を軽く洗い、水を流します。(もみがらが気になるので)
③洗った玄米と小豆に塩3gを加え、泡だて器で約8分ほど回しながら洗います。
④水が白っぽくなってきたらOK
⑤炊飯器にセットして、玄米モードで炊飯スタート。
⑥炊きあがったら、しゃもじで混ぜてそのまま保温。
⑦3日たったら、酵素玄米の出来上がり。
私は3日待てないので、炊けたその日から頂きます(笑)
玄米が日を追うごとに「おこわ」のような食感になってきて、モチモチしてとっても美味しいんですよ~。
だんだん色が濃くなってきています。食感もモチモチになって美味しいです♪
気を付けたい注意点・・・
ただ保温して置くだけではなく、1日一度は必ず混ぜる事。あと、あまり長く保温していると、まれに強い菌が繁殖する可能性があるらしいです。その為、長くても4日程度が望ましいとか。他にも色々と情報はありますが、私も4日間で食べ終わるようにしています。
酵素玄米は、炊いて1日1回混ぜるだけ。あとは炊飯器におまかせで酵素玄米が出来ちゃう!それに、良く噛んで食べる事で満腹感も得られるし、栄養も吸収出来ます。お通じも良くなるので、いいことづくしですね♪簡単に出来ちゃうので、一度お試しあれ☆