台風11号接近で祇園祭前祭の巡行が中止になる?当日のお天気をみて朝5時半に巡行を行うかどうかを決めることに。昔から雨天決行、大雨でも強行!と言われ、お天気に左右されて取りやめた事がほとんどない巡行は、取りやめになると歴史的な出来事なんです。
今回、何故こんなに巡行を気にしているかというと、お仕事をお休みして巡行を観る予定にしていたんです。京都人でありながら、巡行をきっちり見た事がなくて。せっかくなのでお連れさんも一緒に観ようと、張り切っていたのですが・・・このお天気。お休みまで頂いてるので、当日の朝までモヤモヤ感がたまりませんでした。
決行するかどうかを決める方々も相当悩まれたようですが、安全策(綱を体に巻く等)をとる事で開催を決定☆なんとか巡行が見られそうで、ホッとひと安心☆
さて巡行を観るには、どこがおすすめスポットなのか?ですが。
四条烏丸~四条河原町間の歩道(先日広くなった歩道)が今年は有効だったようですが、地元の私に言わせて頂くと、やはり新町通(しんまちどおり)だと思います。四条通で観る山鉾も美しく雅やかですが、ちょっと距離を感じちゃうんですよね。
その点、新町通は道幅が狭い為、山鉾がすぐ横を通ります。その際に車輪の大きさや、鉾の軋む音などが身近に体感できます☆
真上に見上げる鉾も迫力あり!
でもでも、最初から新町通にいるのはもったいないです!
一番最初は新町御池(しんまちおいけ)の交差点。御池通はもっとも広い通りです。そこから狭い新町通に鉾が入っていく姿も迫力あって見逃せません。その姿を見るには10:30頃には交差点に居た方が良いかもしれませんね。今回はお天気のせいもあったのか、見やすい位置も空いていました。お天気が良ければもっと混雑するので早い時間になるかも?
また巡行の先頭「長刀鉾(なぎなたほこ)」にはお稚児(ちご)さん&禿(かむろ)が乗っていますが、新町通に入る前に一旦停車し、強力(ごうりき)の肩に乗り、下車されます。梯子の上でひと周りするのですが、落ちないかハラハラします(笑)そういった儀式も拝見出来るのでオススメですよ~♪
その後、各鉾が辻回しを行い、新町通に入って南へ下がっていきます。運が良ければ、新町通に平行している西洞院通を歩き、先回りする事で、幾度か鉾を観る事が可能かも☆お天気が良いとそれも難しいかもしれませんが・・・あと事前に道をお勉強しておくという事も大事になりそう。
兎にも角にも、通常だと蒸し暑さ&人混みとの戦いになるので、体調面には十分に気を付けて巡行を楽しんで下さいね♪
後祭はお天気になるといいな☆
※後祭の巡行は、前祭とは逆のルートから始まります。新町御池からスタートし、御池通→河原町通→四条通→烏丸到着となります。細い新町通へは四条通から入る事になるので、四条新町がオススメスポットになりそうです。